男女の兄弟のお子さんがいるお宅では、子供部屋はどうしていますか?
我が家も2歳5か月違いの姉と弟の兄弟がいますが、今まで同じ部屋で勉強机を並べ、2段ベッドで寝ていました。
でも娘が中学生になったタイミングで子供部屋を2つに分けることにしたのです。
今日は、男女の兄弟の部屋を2つに分けた方がいい理由をお話しします。
思春期の子供のプライバシー問題

思春期は、心や体の変化を自覚したり、性の違いを意識する時期でもあり、兄弟であっても見られたくないことが増えてくるので、男女の兄弟の部屋は分けた方がいいとされています。
実際私が子供の時も、弟は一人部屋をもらい、私と妹は一緒の部屋で男女は分かれていました。
その頃は『弟だけ自分ひとりの部屋があっていいな~』とうらやましかったけど、今思えば、親も部屋数が少ない中考えて部屋を分けてくれていたんだなとありがたい気持ちになれました。
性的被害を防ぐため
世間では、子供が家族から性的な被害を受けたケースも少なからずあるそうで、それを考えると男女の部屋を分けるのは重要だなと感じます。
部屋を分けたからって性的被害を100%防げるわけではないけれど、やはりひとつのけじめにはなるし、歯止めになるのかもしれません。
住宅事情で子供部屋を別々にできない場合
住んでいる住宅の事情で男女の子供部屋を別々にできなかったり、そもそも子供部屋が作れないお宅もあるかと思います。
そのような場合は、カーテンやボードで仕切ったり、机や棚などの家具をうまく配置してちょっとしたプライベート空間を作ることもできるので、アイディア次第!
せめて、思春期を迎えた男女の兄弟が別々の部屋で寝ることができるように、配慮してあげれるといいなと思います。
勉強に集中できる環境を作る
中学生になったら、中間テスト・期末テスト・受験など、集中して勉強する必要があります。
我が子の場合は、子供部屋で勉強することはなく、ほとんどリビングで宿題をしています。
ただ、テレビが気になったり、姉弟でお互いが気になったりでなかなか集中できていないのが現状ですが…。
性格はそう簡単には変わりませんので、中1娘はこれからも自分の机で勉強することは少ないとは思いますが、今後もしかしたら「勉強頑張ろう!」と思う日が来るかもしれませんし、その時に自分の部屋や机があったらスムーズにそちらにシフトできると期待しています。
最近「勉強ができる子は、リビングで勉強している!」的な情報が飛び交っていますが、我が家の娘には当てはまらないかなと。笑
子供それぞれの個性に合わせて、勉強する環境を作ることが大切ですね。
自分の部屋を与えて自己管理能力を育てよう!

自分の部屋を自分で片付けることは、自分の私物を管理することにつながり、ひいては自己を管理する力につながるのだと思います。
だから、今まで子供部屋は机の上だけは本人たちに任せて、床の上に放置してあるものや、タンスの中の洋服の整理、掃除機をかけるのは私でしたが、これからは100%子供に任せてみることにします!
実は、娘は片付けられない子だと思っていたのですが、自分の机の上をものすごくキレイに片づけたことが今まで数回あって、本当は片付けられるけどやらないだけなんだと気づきました。
その証拠に、中学校の担任の先生から『掃除の仕方が素晴らしい』との評価をいただいているんですね(^-^)
私の場合も、小学生の頃は自分で部屋の掃除をしていたか記憶がありませんが、中学生になったある日突然、自分の部屋の埃が気になり、そこから自分ですべて掃除するようになった事を覚えているので、部屋の管理を任せるにはちょうど良い年頃なのかもしれません。
ベッドの下や、エアコンのフィルター、カーテンなどは気が回らないだろうし、喘息持ちの娘なので、そこは私が気をつけて掃除してあげようと思いますが、いずれは自分でできるようにしていこうと考えています。

▲部屋が片付かないストレスを解消するためのアイディアを書いてるので参考に。
まとめ
我が家が、男女の兄弟の子供部屋を二つに分けた理由は以下のとおり
- 思春期の子供のプライバシーを守る
- 性的被害を防ぐ
- 勉強に集中する
- 自己管理能力を育てるため
部屋を分けたことで、我が家の子供たちが自分を大切にしながら、もっと成長できるといいなと思います。