高校受験を控えるお子さんがいる親御さんは、塾に行かせるべきか、本当に塾は必要なのか?迷うこともあると思います。
- 塾に行った方が自信をもって受験勉強を進められる
- 塾から高校受験の有用な情報を得ることができるので有利
- 自分で勉強を進められる子供には必要ない ※ただし情報収集は自分たちでやらなければならない
私の娘は中学3年生の春期講習から塾に通いはじめたのですが、今まであまり勉強する気になれなかったのに、良い先生にめぐり合えたことと周りの環境の影響もあって、勉強を頑張って続けることができています。
そしてもうひとつ驚いたことは、塾には高校受験に関する情報がとても豊富にあること。
それに比べると中学校からの情報は本当に少なく、塾に通ってなかったら知らないことだらけだったな…と青くなったのでした。
今日は、高校受験のために塾に行くことがはたして必要なのか?悩んでいる親御さんに向け、塾に通うメリット・デメリットをお伝えします。
今後の参考にしていただけると嬉しいです。
高校受験のために塾に行くメリット

- 勉強する環境ができる
- 勉強が習慣化する
- 高校受験に関する有用な情報が手に入る
- 効率的な受験勉強ができる
①勉強する環境ができる
自分から率先して勉強するような子供でなければ、自ら受験勉強をつづけるのは難しいでしょう。
その点、塾に行けば必ず勉強しなければならないし、周りが勉強しているのを見れば「自分もやらなきゃ!」というモチベーションアップにもつながるのが塾の良いところです。
②勉強が習慣化する
塾では勉強したことを定着させるために宿題が出ることがほとんどだと思いますが、塾の宿題に加え、学校の課題もあるので、普通の子供なら自ずと勉強が習慣化していきます。
娘の場合は、塾では一生懸命勉強しているのだと思いますが、家で勉強している姿を私は見たことがないのです。
ずっと、テレビ・タブレットでゲーム・スマホでラインしてます…(#゚Д゚)
それで、みんなが寝静まった夜中に塾の宿題などやっているようです。
(本人に聞いても教えてくれないので推測なんですが…)
彼女なりにとても頑張っていると分かるのですが、こんなやり方ではたして志望校に合格できるのか?!
ものすごく怖いです…
③高校受験に関する有用な情報が手に入る
私が一番驚いたのは、高校受験に関する濃い情報がどんどん入ってくること。
- 内申点を上げる方法
- どこの内申点が重要視されるか(都道府県によって違いあり)
- どのように合格者が決定されているか(実際、高校の先生に聞きに行ったとか)
- 子供の成績を分析し、これからどこを伸ばせばいいかアドバイス
- 入試の出題傾向 などなど
実は3年生になってすぐに中学校の方で「進路説明会」があったのですが、良く分からない資料と説明で愕然としました。
担任の先生との三者面談でも、滑り止めに受ける私立高校のことを聞いたのですが満足する答えがもらえずに困惑…。
たまたま娘の担任の先生がそういうキャラの先生だったというだけかもしれませんが、もしかしたら塾行ってない人は結構困るんじゃないかなと思いました。
④効率的な受験勉強ができる
高校受験に打ち勝つためには効率的に勉強することって大事だと思うんです。
そのノウハウを持っているのが塾!
子供が志望校に合格するためにガンガン引っ張っていってくれるので本当にありがたいです。
高校受験のために塾に行くデメリット

- 集団塾だとみんなのペースについていけないこともある
- 子供のやる気がないまま塾に行っても成績は上がらない
- とにかくお金がかかる
- 送り迎えが大変で親も疲弊する
①集団塾だとみんなのペースについていけないこともある
子供の学力はそれぞれなので、娘の校区にある塾は成績でクラス分けしているところがほとんどです。
娘が通う塾も、上位クラス・普通クラス・基礎クラスの3つに分かれています。
そして定期的に行われる塾のテストで、適宜クラス替えがあるのです。
でも、それより学力が低かったり、ペースがゆっくりだったりするお子さんは、みんなに付いていくのがストレスになってしまうので個別塾や家庭教師で勉強する方がいいでしょう。
最近ではインターネットやタブレットで高校受験対策するお子さんもいるので、検討してみるのもいいと思いますよ。
②子供のやる気がないまま塾に行っても成績は上がらない
高校受験ともなると、子供より親の方が不安になってしまって、子供の了解を得ないまま無理やり塾に入れたりするケースもあると思います。
でもね、これは一番マズいやり方です。
渋々でもいい、子供がちょっとでも「仕方ないな…」と納得してから塾に入れることが大事なんです。
やる気のないまま塾に通っても、適当に授業を受けたり宿題をしなかったりなどサボろうと思えばサボれますからね。

③とにかくお金がかかる
塾代が高いのが悩みの種。
現在娘の塾には月に約4万円支払っています!!!
娘の通う塾はこの周辺では価格が高い方。
でも娘が「他の塾は嫌いな人がいるから、そこじゃなきゃ行かない!」と言ったもので仕方なく…

④送り迎えが大変で親も疲弊する
わりと大きめの塾なら、送迎バスサービスがついていることが多いです。
でも我が家はちょっと辺鄙なところにあるのでバスが家の前まで来てくれません。
バス停まで娘を迎えに行かなければならないんです。
そして、テストの時や授業以外の時間に勉強する時は送迎バスが出ないので、この時も親が迎えに行く必要があります。
遅い時は夜の11時頃になったりするので、親もおちおち寝ていられないのです。
娘は塾から帰ってきて晩御飯を食べるので、その準備をしたりして…
娘も大変だとは思いますが、親も結構大変!
自分で勉強を進められる子供に塾は必要ない

ここまで塾に通った方が有利だと書いてきましたが、自分で勉強を進められる子供は塾に行かなくても全く構わないと思います。
でも高校受験するにあたってどのように勉強をするかは、きちんと計画を立ててすすめていかなければなりません。
そして、塾に行かない場合に必ず必要なことがあります。
それは、高校受験に必要な情報は自分たちでしっかり集めること!
- 偏差値
- 内申点はどれくらい必要か
- 募集人数
- 受験科目 など
高校説明会やオープンスクールなど積極的に参加して、必要な情報が得られるようにしていきましょう。
娘には塾が必要だった

先ほども書きましたが、娘はいつもテレビ見てるか、タブレットでゲームやYouTubeやってるか、スマホでラインしてるかって感じで、家では勉強している姿をほとんど見ません。
そんな娘が、塾に行きはじめた頃は「もうやめる」と連呼してましたが、少しずつやる気が出てきたようで、現在は文句も言わずに通っています。
そして自分で「家にいたら好きなことをしちゃうので、できるだけ塾にいて勉強する」と考えているようで、夜は遅くまで、休日も塾に行ける日は行って、頑張っているようです。
娘のように
- 自分からは勉強する気になれない
- 家にいると遊んでしまう
- 計画性がない
このようなお子さんの場合は、高校受験のための塾は必要だと思います。
まとめ
高校受験のための勉強をするために塾が必要かどうかは
- 塾の方が効率的に勉強が進められる
- 塾は高校受験の情報が豊富
- 自分で勉強を進めることができるお子さんは塾に行く必要はない
娘の場合は、自分から勉強することができなかったので、塾に行って正解でした。
塾にはたくさんのメリットがある一方デメリットもあるので、家族で話し合い、入塾するかどうか決められるといいと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!
