中学生子育て

中学生の夏休みの宿題は、子供が困っているなら親が手伝ってもいい

私の娘は中学生ですが、計画性がなく楽しいことを優先してしまう性格のために、夏休みの宿題を最後まで残してしまいました。

 

「中学生の夏休みの宿題は親が手伝ってやらないといけないのか?」

と疑問に思いながらも、私は夏休み最後の2日間は深夜までかかって宿題を手伝ったのでした。

 

でもやはり本来は、中学生の夏休みの宿題は子供自身がやるべきもの

だけど、どうしようもない時は子供を手伝ってあげることが親の務めなのではないでしょうか。

 

もしできなかったら

  • もう少し早くとりかかったら良かったな…
  • 来年はもっと早く終わらせるぞ!
  • あと〇日しかないけど、こうやれば終わるんじゃないかな?
  • どうすれば先生に提出期限をのばしてもらえるかな…?

など、子供自身が考えて反省して、次に向けて行動することも大切だと思うのです。

 

今日は、中学生の夏休みの宿題を親が手伝ってもいいのか?疑問に思っている人へ、私が中学生の娘を3年間見てきて感じたことを踏まえてお答えします

ぜひご覧ください。

 

親が中学生の宿題を手伝うことは基本的にOK!

中学生ともなると、自分の事は自分でやる子がほとんどではないでしょうか?

 

私自身が中学生の頃は、すべて自分でやって親に手伝ってもらったことなんてなかったので、本当に中学生の宿題を手伝うべきなのか疑問でした

 

でも、子供の能力や性格などを考慮しながら、一人ではできそうになかったり、夏休み明けの提出期限に間に合わなくて焦っているようなら、やはり手伝ってあげた方がいいのかなと思います。

 

ただし、親が率先して1から10までやってあげる必要はありません

 

親の役目はあくまで手伝うことで、主体的に動くのは子供ですよ!

  • 分からない問題を一緒に考える
  • プリントやワークの丸つけをする
  • 作文の構成を一緒に考える
  • ポスターの色塗りをする

 

ゆきな
ゆきな
「親が全部やってくれるから大丈夫!」だと思われても、将来子供自身が困りますからね。

 

 

世の中には、子供の内申点をあげるため、そして受験勉強に集中させるために、親が作文や自由研究などを100%やってあげるというご家庭もあるようです。

そんなことをして内申点が上がるのでしょうか?

私は上がらないと思います。

 

そのようなかかわり方をしていると、子供が大人になった時に「面倒なことは人にやらせればいい」というような考え方になりはしないでしょうか?

 

会社での同僚や部下への態度、結婚したら奥さんや旦那さんへの態度に悪影響が出るのでは?と心配になるのは私だけではないと思います。

 

なんでも、まずは自分でさせることが子供を成長させることになるのではないかと私は信じています。

 

夏休みの宿題が終わらない事態にならないための3ポイント

①夏休みの宿題の計画をしっかり立てる

小学校では、夏休みの宿題の計画を立てることが宿題の1つになることもあるくらい、計画をしっかり立てることは重要です。

ある程度の計画を立てておかないと、どのくらいのペースで宿題を進めなければならないか分かりませんものね。

 

それを分かっている中学生は、しっかり計画を立てられるはず!

 

だけど娘の場合

娘
計画を立てても、そのとおりに進むわけないから、立てる意味がない

と、かたくなに拒まれました…

 

計画どおりに進まなかったら、そこで修正してまた進めばいいだけなんですけどね。

 

②ときどき声かけする

宿題がどれくらい進んでいるのかって、とても気になりますよね?

だからと言って、毎日毎日「宿題終わったの?」「早く終わらせなさい!」など、上からものを言うのはダメです。

中学生はデリケートなお年頃ですから、言葉には気をつけなければなりません

 

だけど、時々声をかけて「ハッ!」と我にかえる瞬間も作ってあげる必要もあります。

「もう夏休みも半分終わったね」

「あと〇日しかないね…」

「作文書くの、やっぱり1日はかかるよね」

 

ゆきな
ゆきな
あ!そろそろヤバい!て自分で気づけるといいな。

 

夏休みの最後の方にご褒美を準備するのもいいかもしれませんね。

宿題あとどれくらいかかる?〇日までに終わらせて、一緒に映画見に行こう!

 

ゆきな
ゆきな
楽しい気持ちで夏休みを終えることができたら最高じゃないですか~!

 

③放置してみる

それでもダメならもう放置するしかありません。

でも中学生にもなると意外と自分で考えて動けるものです。

 

娘が中学1年の時、私は夏休みの宿題を手伝いましたが、3年生になった今年は全く手伝いませんでした。

自分なりに頑張っていたようだし、ピンチを自分の知恵でくぐり抜けたようです…笑

 

もし子供の力だけではどうしようもないと判断したり、子供に助けを求められた時だけ手伝ってあげたらいいのです。

 

娘は過ちを何度も繰り返して成長するタイプ

先ほども書きましたが、娘は小さい頃から、楽しいことを優先して、嫌なことは後回しにしてしまうタイプでした。

 

小さい頃はそれで良かったのかもしれませんが、中学生では状況が違います。

3年生になったら受験勉強がありますからね。

だけど、性格は変わりませんね…

 

中学3年の夏休みも、終わりの方まで宿題を残している状態でした。

 

塾に行きながら、学校と塾の宿題で結構大変なんじゃないかと思うのに、遅くまで大好きなテレビを何時間も見ていて、勉強するのは夜中…

度重なる睡眠不足でいつもきつそうにしています。

だけど体力があるので、なんとか熱出したり寝込んだりしなくて済んでいる状態です。

 

何度か声をかけたりしたけど効果なし。

 

あんまり言うと娘にイライラされるだけだし、言っても宿題を始めるわけでもないので意味がありません。

私はもう何もできないわけなんですよ。

 

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▲娘が小学生の時、宿題が終わらなくて朝起きれなくて学校に遅刻していってた話。

 

夏休みの宿題が終わらないことで何か辛い目にあったとしても、そのような間違いを繰り返しながら人間として成長していっているのではないかと思います。

 

ゆきな
ゆきな
何か一つでもいい、去年より今年、今年より来年と成長できていればいいんじゃないかな!

 

夏休み明け前後はとくに、子供を追いつめないで!

みなさんは「夏休み明け前後に子供の自殺が急増する」現実を知っていますか?

 

参考:夏休み明け「死にたい」子どもを自殺から救うには「読売新聞オンライン」より

 

私は初めてこのニュースを見た時「他人ごとではない」とドキッ!としたことを思い出します。

 

娘が、宿題をやらないといけないことは分かっているのにどうしてもできなくて焦っていたとしたら、そこを親が怒ってしまったら、追い詰められてしまうことでしょう。

命を自分で絶ってしまったら…

考えるだけでも恐ろしいです。

 

夏休み明け前後の子供はかなりのストレスさらされている状態。

娘の場合は宿題がストレスのメインだと思われますが、その他にも勉強・友人関係・先生との関係など子供たちが思い悩む問題が潜んでいる可能性もあります。

 

そのようなメンタルが弱っているところに追い打ちをかけることがないように優しくサポートし、スムーズに2学期を迎えられるようにしてあげたいですね。

 

まとめ

 

  • 中学生の夏休みの宿題は親が手伝ってOK!
  • ただし主体的に動くのは子供の方で、親の役目はあくまで手伝うこと
  • 夏休み明け前後の子供のメンタルに注意し、優しくサポートしよう

 

ゆきな
ゆきな
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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