中学2年の娘が勉強しなくて困っていたゆきな(@yukinurse_mama)です。
毎日毎日、娘は学校から帰ってくると深夜までずっとテレビ三昧。
ひどい時はテレビを見ながらゲーム…
宿題もテレビ見ながらやってたりして…
将来のためにある程度は勉強するクセを付けておく方がいいし、毎日こんなにダラダラしていては人間腐ってしまいそうです。
ただ中学生というと反抗期がひどい子供も多いし、親の言うことを聞く年齢でもありません。
そのため私は「勉強しなさい!」とは言わずに、本人が少しでもやりたいと言った勉強方法をさせてみたり、勉強しないとヤバいなと本人が気づくような声かけをやってきました。
その結果、娘の勉強のやる気に火をつけることができたのです!!

今日は、反抗期がすごくて勉強のやる気ゼロだった娘を本気にさせた方法を紹介します。
中学生に勉強をさせたいお母さんやお父さんはぜひ参考にしてみてくださいね!
中学生に「勉強しなさい」と言ってはいけない

自分が中学生くらいだった頃のことを思い出してみてください。
親から「勉強しなさい!」と言われて、素直に受け止められた人はほとんどいないのではないでしょうか?笑
中学生は反抗期真っ最中ですから「勉強しなさい」は禁句です。
反発して余計勉強したくなくなってしまいます。
成績についても、上がったら「やったね!」と大喜びするけど、下がったら「あ…残念やね、ま、勉強しなかったからね。」くらいのコメントにとどめておいて、あまり刺激しないようにした方がいいです。
内申点はとても重要だから提出物は確実に
「勉強しなさい」は言わない方がいいけど、中学生のお子さんが宿題や提出物をきちんとしているかはチェックしておいた方がいいです。
たとえ成績が悪くても、真面目な姿勢でいることは社会に出てからも必要なことですから。
そしてもうひとつ理由があります。
それは提出物をきちんとすることで、できるだけ内申点を上げていた方が高校入試に有利だからです。
通知表にある5段階評価の数値のことで、テストの点数だけではなく授業態度や提出物をきちんとしているかどうかも影響します。
内申点は公立高校入試のとき中学校から志望高校に提出され、合否に大きく関わってくる重要なものなのです。
内申点が高校入試に影響する割合は都道府県によって違うそうですが、私が住む地区の高校では50/50、すなわち半分は内申点が影響するということなので、これは点数を取っておかないと大変なことになります。
しかも内申点は1年生からの点も含まれる都道府県もあるので、3年生からでいいや~ではなく1年生から真面目にしておかなければなりません。
自分が中学生の頃は内申点なんて気にしたことなかったけど、時代は変わっていくものです。
あなたのお子さんが行きたい高校に合格するためには、今現在の受験対策や情報収集をきちんとしておくことが大切だと思います。
子供と将来のことを話す・志望校を決める

人は誰しも目標がなければやる気も出ませんし、どう頑張ったらいいのかも分かりません。
だから、時間を見つけたり、良いタイミングがあったら将来どんなことがしたいのかを子供と話すといいと思います。
ちなみに私は中学生の娘に次のように話してみました。
ドラマやバラエティーが大好きだったら、テレビ関係の仕事や俳優になるのはどう?
医療ドラマがそんなに好きで興味があるなら、医者や看護師、臨床検査技師とかは?
子供がどんなものに興味があるのか観察しておいて、「こんなのはどう?」と声をかけてみると、そこから少しイメージできるので将来のことを考えるきっかけになると思います。
そして次に話を進めます。
もし俳優になりたいんだったら、まずは高校で演劇部に入って演技を磨くのがいいんじゃない?その後は劇団に入るとかかな?
もし医者になりたいんだったら死ぬほど勉強しないと医学部には入れないし、大学生活は6年間で国家試験に合格しないといけないよ。
看護師だったら、専門学校は3年、大学だったら4年通って、国家試験に合格したらなれるよ。
などと、それになるにはどうすればいいかを具体的に話してみます。
すると、これは自分には無理だなとか、これだったらやれそう、こっちだったら面白そうって子供がイメージできますよね。
そしたら、その方向に進むにはどの高校に行ったらいいのかが見えてきます。
これで志望校がしぼれますね。
中学生の今のやる気を出すにはまず志望校を決めなければ始まりませんので、できれば早めに将来について親子で話しておくのがいいですよ!
ご褒美で勉強のやる気を引き出す

中学生が勉強するためにご褒美を準備することには賛否両論あると思います。
でも考えてみてください!
大人でも「いつも頑張っている自分へのご褒美」とか言ってスイーツを食べに行ったり、高価なものを買ったりすることありますよね?
勉強が好きな子は必要ないかもしれませんが、将来のためとはいえ勉強を毎日毎日頑張るというのは結構キツイと思いますよ。
何かご褒美があった方がやる気がでるのは理解できます。
娘の場合は、成績が上がったら「スマホのLINEを解禁する」というご褒美を目の前にぶらさげて試験勉強を頑張るように言っていたのですが、テレビの誘惑に勝つことができずに勉強できませんでした。
もちろん成績も上がることはなく下がる一方でしたね…

「成績が上がったらスマホのLINEを解禁する」というご褒美はまだまだ継続中ですが、最近もう一つご褒美を追加しました。
「公立高校に合格したら、縮毛矯正をかけてあげる」
くせ毛が気になって縮毛矯正をかけたがっているので、最高のご褒美だと思います^^
子供が興味を示した勉強法はさせてみる
市販の問題集
中学1年の時、本屋さんで「勉強するから問題集を買ってほしい」と言われ、5教科分の問題集を合計約4,000円分買ったのですが、英語を2、3ページしただけで他はほとんどしませんでした…
でも「こういう問題集とか買っても、自分で勉強するのはむずかしい」って自覚させたかったという思いもありました。
紙の問題集を解くタイプの通信教育
【進研ゼミ中学講座】ですが、テレビでCMがあってたり家にDMが来たりしてたので「進研ゼミやってみたい!」と言いだしました。
でも通信教育といっても、紙の問題集を自分で解くというのは市販の問題集と同じ。
今回もできないなと確信していたので、この勉強法はやらせませんでした。
前に問題集たくさん買った時、自分でできなかったよね?
進研ゼミも同じだよ?!
前回の経験で、娘は「自分で問題集を解いていくのはむずかしい」と自覚できていたので進研ゼミはすんなり諦めることができました。
タブレット学習
スマイルゼミ中学コースのタブレット学習は、こうやって見るととても面白そうですよね。
紙ベースではなくタブレットで勉強できるというのは、今の中学生に合っている面もあるようにも思います。
早速興味を持った娘は「やりたい」と言い出しました。
娘はなんとか成績をあげて、LINEを解禁してもらいたかったんだと思います。
でもタブレット学習といっても、自分で勉強しなければならないのは問題集の時と同じです。
ただ、娘のやりたい気持ちを少しだけ信じてあげたいなという気持ちもありました。
だから「1月から3月まで一生懸命スマイルゼミやってみて、成績が上がらなかったら3月にやめて塾に行くこと」という条件をつけて、させてみることにしたのです。
結果は...
成績下がりました。
いや、娘のテストの点数は悪くはなかったんです。
ただ、学年全体の平均点が以前よりも上がってきていたんですね。
もう受験モードに入って勉強に力を入れている子供がたくさんいるということを思い知らされました。
ということでスマイルゼミも2月いっぱいでやめることにしました。
子供の希望に沿って色々な勉強法を試してみた結果、自分で勉強するのが苦手な子は問題集・通信教育・タブレット学習で成績を上げるのは難しいということが分かりました。
どの勉強法も娘には合わなかったけど、子供のやりたい気持ちを大事にすることで、親は自分の味方だと心強く思えただろうし、自分はこの勉強法では無理だなということを自覚できたことは良い成果だったと思います。
勉強しないとヤバいと自覚させる親の声かけ3パターン

今までの様子から判断すると、成績を上げるためには塾に入って強制的に勉強させてもらうしか方法はないと、親の方は分かります。
本人もうすうす気がついているんですが、今までの怠惰で楽しい生活から足を洗って毎日勉強するなんて絶対嫌なんですよ。
その証拠に「塾に行った方がいいんじゃない?」と何度も言ってみましたが絶対に嫌だと。
中学生は頭ごなしに言っても反抗心を強めるだけなので、毎日少しずつ色々な情報を本人に伝えつつ、このままではヤバいと自分で気づかせるようにするしかないなと思いました。
①子供が自信を持てるような声かけを
「この問題解けてすごいね!あなた数学が得意なんだね!」
一緒に問題を解いてみて「これママは分からないから、どうやってやるか教えて。」
「あなたは頭いいんだから、勉強したら成績上がるだろうにもったいないな〜」
子供は怒られたり否定されてばかりだと「自分はダメなんだ…」と思い込んでしまいます。
だから良いところを見つけて褒めてあげてください。
そして時には「あなたは凄いんだよ!」って認めてあげてくださいね。
②プライドを刺激する
「あなたより順位が下だったA君は、塾に行きはじめて成績あがったらしいよ。今〇番だって!あなたより上になってママ悔しいわ!」
「Bちゃんは学年5位ってよ!すごいね~」
負けず嫌いな娘は、表面上は気にしてない様子でしたが、内面は結構悔しがっていたのではないかと思います。
③少し焦らせる
「大学行きたいんだったらD高校以上のところに行かないと無理みたいよ。」
「そもそも大学行きたいんだったら勉強しないとね…」
「もし公立の高校合格しなかったら就職していいんじゃない?」
「勉強しないんだったら、高校必要ある?」
ずっと甘い考えでいられても困ります。
適当にやってて通用するような世の中ではありません。
どんな結果になっても、一生懸命頑張ったと言えるような努力をしてほしいと思います。
①~③を続けた結果
強い口調で本人を精神的に追い込むことだけは避けたかったので、私はふとした時間に少しずつ声をかけるようにしました。
すると最初は否定的な返事しかかえってきませんでしたが、徐々に諦めというか、そろそろ勉強した方がいいのかもしれないと危機感を感じてきているようでした。
そして3学期の定期試験の結果が出た時、成績が下がっていたので
「もう無理!塾行きたい!」
と突然言ったのでした。
私の声かけは、娘の勉強のやる気を引き出すにはピッタリだったようです!
先日早速、塾の申し込みをすませてきました^^
今までの怠惰な生活とは180度違う、毎日数時間もしっかり勉強しなければならない環境に変わるので、ついていけるかちょっと心配ですが、娘が頑張れるようにしっかりサポートしていきたいと思います。

まとめ
中学生に勉強のやる気を出させるには以下のようにしてみてはどうでしょうか?
- 勉強しなさいと絶対に言わない
- 将来のことを話し、志望校を決める
- ご褒美を準備する
- 子供が興味を示した勉強法はとりあえずやってみる
- 勉強しないとヤバいと思うような声かけをする
毎日テレビばかりで勉強のやる気ゼロだった中学生の娘は、勉強の必要性を理解でき、自分から塾に行って勉強したいと言いました。
そこは大いに褒めてあげられるところだと思うのですが、今見ているテレビ番組を減らすつもりはないようで、学校・部活・塾・学校と塾の宿題を24時間しかない1日の間でどうやってこなしていくのか…
今後どうなるのか一抹の不安が頭をよぎりますが、娘を信じて親子ともども頑張っていきたいと思います。
今後の経過は随時ブログ記事として更新していきますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

中学生の対応は難しいのでまとめ記事を参考にして下さい!