中学生の反抗期で疲れていませんか?
私も中学生の娘を持つ、ゆきな(@yukinurse_mama)です。
今まで素直で可愛かった子供が中学生になり反抗期に突入したら、そのギャップにつらい思いをしている人や、いつまで続くの?と不安になっている人も多いと思います。
反抗期は、子供が大人になる手前のとても不安定な時期。
そんな子供が気になってついつい口を出したくなるものですが、そこをグッとこらえて見守ることに徹し、本当に助けが必要なところだけさりげなく、でもしっかりとサポートすることが大切です。
私の娘もまあまあ反抗期は激しい方ですので、我が家の様子もからめながらの反抗期あるあるや、こうやったら上手に事が運んだよという対処法をご紹介していきます。
中学生の反抗期に悩むママやパパの参考になれば幸いです。
中学生の反抗期あるあると対処法6項目

①へりくつは聞き流す
子供に、宿題や試験勉強したの?と聞くとブチ切れませんか?
「勉強してた方がいいよ…高校受験に失敗したら悲しいよ?」と言えば
「ご飯食べた後の食器はすぐに流しに持っていきなさい」と言えば
「食事中に女の子はあぐらかいたらダメ」と注意すれば
もう、かなり頭に来ます!!
でもね、本人はいけないことを分かってるんですよ。
それを親に言われるのでイライラしたり、言いかえしたくなっちゃうんでしょうね。
こっちもあまりに本気になって言い合いしたら疲れるだけなので「あっ、そう。」と言って適当に聞き流す方がいいです。
ただ、大人になってできてないと困ることは親として粘り強く注意し続けますけどね!
実際に娘が大人になった時「あの時お母さんに注意されていたのは間違いなかった」と気づいてもらえたらいいかな。
②挨拶は外でちゃんとできればOK
「おはよう」も「行ってきます」も何もなし。
なんか言いたくないんでしょうね。
でも無視されても親はきちんと挨拶します。
するとね、機嫌がいい時だけ返ってくる^^
家の外では、近所の人やお友達のお母さんにはきちんと挨拶しているようなので、まぁ良しとします。
③「面倒くさい」を連発されたら放っておく
普段しないといけないことは分かっているので、親に言われる前にしてくれたらいいのに、してないことを注意すると「面倒くさい」と言う。
例えば、中学校で使ったお箸や水筒は家に帰ってきてすぐに流しに出すように、小学生の時から毎日言ってるのに「面倒くさい」となかなか定着しません。
そして私が晩御飯の食器洗いをし終わった後にこっそり出してきます。
洗っとかないと次の日も使うから困るけど、もういまさら洗いたくない…
娘のペースに合わせるのもいい加減疲れたので、もう洗わないことにしました。
すると翌朝、水筒とお箸はそのままの状態で残っており、私はそれでも手をつけないので、娘は自分が持っていくお箸や水筒を洗うところからしないといけなくなって余計に面倒だったようで、早めに出してくれるようになりました。
良かった良かった!
④何を聞いても「別に」と言われたら、それ以上聞かない
娘の場合、物心ついた時から幼稚園や学校での出来事を聞いても話してくれない子供だったので、家の外での娘の様子は全然分かりませんでした。
中学生になった今も様子は変わっておらず、普段はいろいろ聞いても「別に」「ふつう」くらいしか言わないけど、もう慣れっこです。
親が聞いても言わないってことは言いたくないんでしょうから、そのままにしておくことです。
そこを根掘り葉掘り聞きだそうとすると煙たがれたり、反抗心が強まるだけなのでやめておきましょう。
中学校の情報は、ママ友や同級生のお友達に聞いて教えてもらった程度のものしか持っていませんが、それでいいのかなと思います。
本当に重要なお知らせ(中学校からの手紙)だけ把握しておけばOK。
ただその中学校からの手紙さえ渡してくれないこともあって、期限ギリギリで本人が気づき親子で慌てることもしょっちゅうなんですけどね…
⑤TV・スマホ・タブレットは対応困難…
我が家ではTV・スマホ・タブレットで大変な思いをしております。
けっこう悩んでいる親御さん多いんじゃないかな?!
娘は中学校から帰ってきたらテレビの前を陣取り、0時頃までずっと見ています。
最近はタブレットでゲームをしながらテレビ、0時以降は自分の部屋でタブレットを使いYoutubeを夜中まで見ているようです。
スマホはキッズスマホで親が制限をかけられるので、22時半以降は使えないようにしているのですが、タブレットの最初の対応がまずかった…
タブレットはスマイルゼミで使っていたものなのですが、解約した後もandroidタブレットとして普通に使えるので、約束事を決める前に自由に使い始めてしまいました。

一応タブレットを使うのは23時まで!と言ってあるのですが、親が言うことなんて無視でやりたい放題。
先日は夜中の2時過ぎまでタブレットを見ていたところを目撃したので
今度23時以降にタブレットを使ってるところ見つけたら没収よ!
と厳しく言いました。
それ以降はきちんと約束守っているようですけどね。
もしかしたら陰でやってるかもしれないけど。
ただもう中学生ですから、本当は子供を信じて任せていいのだと思うんですよ。
自分で管理できるように練習していく必要もあるので。
でももしやめられなくなって体調を壊したり問題行動をおこすような場合は、依存などの病気になってしまってる可能性があります。
「現代ビジネス」より
人が依存に陥りやすい要因にはいくつかあるようですが、症状がひどくならないうちに病院に相談する方がいいと思います。
実は先日、思春期アドバイザーの道山先生にメールで相談したところ、返答のYouTubeがアップされていました。
中学生のテレビ・スマホ・タブレット依存が気になる親御さんは参考になると思いますのでぜひご覧ください。
⑤暴れるのはストレスが爆発しているのかも
イライラしたり気に入らないことがあった時に暴れる子もいます。
パンチやキックで壁に穴をあけたり、物を投げて壊したり、家族に暴力をふるったり。
そのような時に無理に止めようとしても危ないだけなので、落ち着くまでは静かに見守り、落ち着いたら子供の話をじっくり聞いてあげましょう。
私の娘は暴れるというほどひどくはありませんが、大声を出したりドアを閉める時にわざと大きな音を出したり、床が抜けそうなくらいどんどん歩くこともあります。
以前、娘が頭に血がのぼっている時に、私に「殴ってやろうか?!」というようなことを言ってむかってきたことがあったんですが、「あ”??親にむかって何か??」とドスをきかせたらハッと我に返ったようで、しゅんと大人しくなりました。
その様子から感じたのは、自分でもコントロールできないくらいに感情が大きくなり思いもよらないことを言ってしまったり行動してしまっているのかなということ。
自分がいけない事を言ってしまった(してしまった)と気づくことができているうちは大丈夫なのかなと思います。
もし暴力がひどく、エスカレートしていくようなときは家族の対応だけでは無理ですので、できるだけ早く専門家の指示を受けてください。
家庭内暴力とは?息子・娘が親に暴力をふるう理由・原因、解決方法や相談先を紹介します
「LITALICO発達ナビ」より
LITALICO発達ナビでは、どこに相談したらいいのかが詳しく書かれていますので参考に。
中学生の子供との関係を良くするポイント

機嫌の良い時になるべく話すようにする
機嫌が悪いときや聞く耳もたないときは、何を言っても無駄です。
でも機嫌の良いときであれば、親の言ってることを聞く余裕があるので、日頃からチャンスをうかがっておくのがいいですよ。
ただこの時に小言をくどくど言うのはNG。
すぐに聞く耳を閉ざしてしまいます。
私は娘が機嫌の良いときに、楽しい雰囲気をもたせながら学校の様子を聞くようにしています。
すると普段は全く話してくれないようなことも結構話してくれるんですよ。
親子共通の話題をもつ
親子関係とはいえ別々の人間だから、好みも興味があることも全然違いますよね。
私も、娘が見ているドラマとかゲームとかよく分かりません。
お互い同じ気持ちで楽しめるものといったら「可愛いもの」です。
私も娘も可愛いキャラクターとかぬいぐるみとか大好き。
TVで可愛いものがうつってたり、キュートなぬいぐるみが売ってたりすると
「見て見て~!これ可愛いよ~」
と2人で笑顔になって一緒に楽しんじゃいます。
我が家の救世主はこの方。

いつもふわふわの肌ざわりで私たちを癒してくれます。
子供のことを理解してあげる
反抗したって無視したって、それは中学生が大人に成長するための過程。
私たち親も通ってきた道です。
そのことが分かっていれば腹も立ちませんよね?
だからイライラしたり頭ごなしに怒ってばかりじゃなくて、自分が反抗期だったころを思い出しながら、できるだけ子供の気持ちを理解してあげるように努めてみましょう。
もし子供の気持ちを十分に理解してあげられたら、反抗期の激しさが和ぐかもしれませんよ。
まわりの人の手も借りる
とにかく親に対しての反抗が激しいときは、まわりの人の手も借りるのがおすすめです。
娘は私の言うことは全然聞いてないくせに、地域の子供会のママたちから言われたことは素直に聞くんですよ!
子供会では、ママやパパたち、全学年の子供たちがみんな一緒になって行事を楽しむので、お互いに信頼関係が生まれるんですよね。
娘は中学生になって、行事のお手伝いもするようになったので、ママたちからとても頼りにされています。
だから娘もママたちが大好きだし信頼しているんです。
このような地域のつながりとか家庭の外での人間関係って本当に大事だなって思います。
親のダメなところも見せて、任せてみる
中学生にもなると、体は大人、心は少し幼いけど自分のまわりのほとんどのことを理解できる年齢なのではないでしょうか。
私は一日中家事や仕事でバタバタしているので、時々オーバーヒートして体調不良をおこしてしまうこともあります。
そんな時は娘にご飯作りを任せてみることにしています。
すると娘は体調が悪い私を気遣い、ちょっと優しい顔になって、自分ができる範囲で作ってくれるんですよ。
それと、私はとにかく忘れんぼう!
だから娘には頼んでいます。
- 大事なことは自分できちんと覚えておくこと。
- ママはけっこうな確率で忘れているので、何度も言うこと。
そうするうちに、私には頼らず自分のことは自分でするようになりました。
子供に任せることで、親が子供を信頼していることを伝えることができるし、子供も頼られることで自信につながり成長していけるので、良いことだと思います。
まとめ
中学生の反抗期あるあるに対する対処法は以下のとおり。
- へりくつは聞き流す
- 挨拶は家の外でできてればOK
- 面倒くさいを連発されたら放っておく
- 何を聞いても「別に」と言われたら、それ以上聞かない
- TV・スマホ・タブレットは状況に応じて子供に任せてみてもいいかも
- 家族に暴力をふるうようなときは早急に相談を!
中学生の反抗期に対応するには、もう子供扱いせず、色々なことを任せたり、できたことを認め、サポートが必要なところだけ少し手をかしてあげるのが、うまくいくコツかなと思います。
自分の周りのママさんたちを観察してみると、親子関係が良いところはみんなそうやってると気がつきました!
イライラしたり、もどかしいことも多いとは思いますが、子供のことを信じて、子離れする準備をしてもいいのかもしれませんね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

中学生への向き合い方に迷ったらぜひ読んでみてください。