LINE(ライン)は家族や友人と気軽に連絡がとれる、とても便利なアイテムです。
でもその反面LINEトラブルも結構多いので、子供だけに使わせるのは心配だと思うのは親心…
子供からしてみればプライバシーの侵害!って思うかもしれないけれど、親には子供を守る責任がありますから。
これは私の個人的な意見ですが、
- LINEは使い方が難しいので小学生の間は使わせない
- 中学生になり常識的なことが理解できてくれば様子を見ながら使わせてみる
そして子供のLINEを、日頃は見ないけど、何かあった時は見るよ!というスタンスでいいと思います。
我が家の娘は今年の3月からLINEを始めていますが、今のところ問題なさそうなので、私は娘のLINEを見ていません。
今日は、子供のLINEを見てもいいのかな?悪いのかな?と疑問に思っている親御さん向けに私の意見を書きましたので、良かったら参考にしてみてください。
子供のLINEは、基本的には見たらダメ!

人にはプライバシーの権利があります。
誰だって手紙や日記を他人に読まれたり、秘密にしていることを暴露されたりしたらイヤですよね。
それは子供だって同じ。
だけど中には「親が買い与えているスマホなんだから見ても当然」と、メールやLINEなどスマホの隅々までチェックする親がいるようですが、私はちょっとやりすぎかなと思います。
あまりに頻回にチェックしていると、自分は信用されてないんだな…と子供に思わせてしまうし、反抗が激しい時期だと子供が暴力的になってしまう可能性もあります。
確かに子供が小学生であればひとつひとつチェックして、使い方がまずい時はその都度アドバイスする必要があると思いますが、中学生ならそれなりに常識的な考えも身についているだろうし、その子の性格に合わせてある程度は信用して任せてみる方が、結果その子を育てることになるような気がするんですよね。
ただし、そうやって子供に任せる前には必ずLINEのルールを決めることが大事です。
そしてルールを破ったら、LINEはアンインストールするかもう使わせないと約束させることです。
きちんと取り決めをしていないと、子供のいいようにズルズル流されていってしまうので。
娘に署名させた我が家のルール画像あり
親が必要だと思ったら見てもいい

まだ子供で考え方も未熟だから、判断も甘いし間違いを起こすこともあるでしょう。
知らない間にトラブルに巻き込まれたりすることもあるかもしれません。
だから、子供の様子がいつもと違っておかしかったり、トラブルが起こっているんじゃないかなと感じた場合は、親がLINEの内容をチェックしなければなりません。
そのためにも子供の様子にはいつも気をつけておき、ママ友の情報などアンテナを張っておくことも大切です。
そして以下のことは必ず約束させます。
- スマホにはロックをかけない
- ロックをかける場合は、ロック番号を知らせる
子供の方も、もしもの時は親がスマホやLINEの内容をチェックすると分かっていれば、悪さもしずらいでしょうしね。
LINEトラブルについて親子で知っておく

LINEトラブルって本当に怖いですよね…
どんな落とし穴があるのか?親子で知っておくことで、トラブルに巻き込まれるのを未然に防ぐことができます。
私がネットで調べた、実際にあったLINEトラブルの事例の4つのパターンをご紹介します。
本当に他人事ではありません!
①LINEいじめ
- グループラインで友達の悪口・仲間はずれ・無視
- アカウントを乗っ取られ、なりすましてトークされていた
②詐欺・性犯罪
- 「知り合いかも」の人を友達登録してしまったら、会いたいと誘われた
- 裸の写真を要求されて送ってしまった
- 芸能人や有名人を名乗った人に高額な商品を買わされた
- JKビジネスへの勧誘
JKビジネスとは、女子高生が男性客に散歩や添い寝、食事などの接客サービスを提供するもの。
③個人情報の暴露
- 故意に個人情報をさらされた
- プライベートな写真や動画で位置情報が流出
④お金の問題
- ゲームやスタンプ購入で多額の請求が発生した
LINEトラブルについては、こちらのページがイラスト入りで子供にも分かりやすかったので参考にしてください。
こうやって見るとLINEって本当に怖いし、大人でも騙されそうなのに子供は大丈夫なのかな?ってやっぱり心配になりますね。
だからこそ「こんな怖いことがあるから気をつけようね」と親子でLINEについてしっかり話すことが大切なのだと思います。
トラブルが怖かったらLINEさせないのも手

親がなぜ子供のLINEを見たいのかと言ったら、それは子供がLINEトラブルに巻き込まれていないか心配だからですよね?
そんなに心配なら、いっそLINEをさせないのもいいと思いますよ。
我が家の場合、娘は小さい頃から好きなものに夢中になりすぎる性格だったので、LINEをするようになったら絶対にはまってしまって長時間やめられなくなるだろうなと容易に想像できたので、小学校6年生の時にスマホを買い与えましたがLINEはさせませんでした。
関連:「小学生にスマホを持たせる時に気をつける3つのポイント」
でも結局中学校2年生の時に、約束を破って勝手にLINEを始めてしまったのですが…
関連:【中学生のスマホ・タブレット】ルールとフィルタリングについて。我が家の失敗例も大公開!
だけど、たとえLINEを禁止したとしても、数年後いつかはLINEを使い始めることになるだろうし、その時のためにまずは親の監視の下で始めて、ある程度慣らしておいた方がいいと思うんです。
なので私の中では、娘には中学2年からLINEを始めて少し慣れた状態で受験を迎える予定だったので、まぁ失敗例と言いつつも想定内でしたけど^^
LINEを禁止するのも一つの手ですが、将来の子供のために少しずつさせてみるのも親心なのかなと思いました。
まとめ

子供のLINEは基本的には見ないけど、親が必要だと判断した時は見てもいい
このスタンスで行くことを子供にしっかり伝え、納得してもらいましょう。
LINEはとても便利で楽しいアイテムですからね!
親子でも楽しく使えるといいですね^^