受験生なのに、家でまったく勉強するそぶりを見せない中学生の娘を持つゆきなです。
娘は塾に通っているので、学校と塾ではちゃんと勉強しているみたいですが、家で勉強する姿はほとんど見ることはないです。
今まで勉強するように言い聞かせたり、学校の先生や塾の先生に現状を伝えて勉強するように言ってもらったりしましたけど、娘の行動はさほど変わりませんでした。
最近私は悟ったのですが、子供自身が勉強する気にならなければ、親や先生がいくら言ったって勉強するようにはならないということ。
そして、勉強してもしなくても、これから訪れる将来は子供の自己責任だということ。
どんな状況になっても、そこで何を学んで、どうやって道を切り開いていくかは子供自身が考えてやっていかなければならない事なのです。
親はただ見守ったり、少し助言してあげたり、あとはお金を出してやったりするしかできないんですよね。
子供が受験生なのに勉強をしないと親はイライラしてしまいますが、少し考え方を変えて、子供が勉強しないのは子供の問題だから親は関係ないと思ったら、ずいぶん気持ちが楽になりました。
そして娘に対しても優しくなれたので、親子関係が悪化することなく過ごせています。
この記事では、子供がなぜ受験勉強しないのか理由を探り、その対処法を紹介します。
加えて私の娘の家でのひどいありさまも公開しますので、他のお宅の受験生ってどんなカンジなのか気になる方もぜひ読んでみてください。
受験生なのに勉強しない理由と対策
①合格判定が良いので安心している

各都道府県では、自分の学力のレベルや志望校の合格の可能性を知るために、公開実力テストが行われていると思います。
そのテストの結果が良ければ「自分は大丈夫」って安心してしまっているのかもしれません。
でもその考えは危険!
私の周りには、A判定でもB判定でも不合格だった子供さんがいます。
しかも、これは福岡県だけかもしれませんが少子化の影響で今年から高校の定員が減らされているので、それに伴って志願倍率があがってしまっているんです!
②受験勉強の方法が分からない

本人的には勉強しないといけないって焦っているんだけど、どうやって受験勉強を進めていったらいいのか分からないからやる気が出ないというお子さんもいるでしょう。
そのようなお子さんは塾に入るか家庭教師を雇い、受験勉強の方法をしっかり教えてもらいましょう。
年末に差し掛かるこの時期から塾に入るのはカリキュラムの面から見ても厳しいので、個別塾か家庭教師がいいです。
短期間で集中して受験対策するために個別に手厚く指導してもらうのが得策だと思いますよ。
③受験勉強のやる気が出ない

中学3年の年末は追い込みの時期で必死に勉強しているお子さんも多いのですが、その中にいてもまだ受験勉強のやる気がないというのは、相当に肝がすわっていますね…
受験勉強のやる気が出ない中学生をやる気にさせることはとっても難しいです。
というか無理に近い…
「勉強しなさい」では反発するだけですからね。
そっとしておいて機嫌良くいてもらえる方がよほどお互いの精神衛生上よさそうな気がします。

時には親子で楽しい時間を過ごそう
受験生が勉強しないと親もイライラしがちですが、子供の行動にいちいち反応しても仕方ないです。
子供のありのままを受け止めてあげましょう。
- 焦る気持ち
- 勉強したくない気持ち
そんな気持ちが心の中で入り乱れているのに、ポーカーフェイスで素知らぬ顔をしているだけかもしれません。
もしかしたら、親から見れば勉強していないように見えるだけで、本人からしたら120%頑張っていて家では息抜きしているだけなのかもしれませんよ。
だから家ではあまりお小言はいわないようにし、できれば美味しいご飯を作って一緒に食べたりして、心地いい空間を作ってあげるのがいいのではないでしょうか。
そして時々は
気分転換に親子で楽しい時間を過ごすのもいいですね~
我が家の受験生の勉強方法と私の思い
娘の受験勉強の方法は
「学校と塾でみっちり勉強し、家ではみんなが寝静まった夜中にちょっとだけやる」
というスタイルのようです。
なぜ夜中やっていると分かるかというと、私が朝起きた時リビングのテーブルの上に消しゴムのカスが残っているからなんです。
だけど、眠いし疲れているのでそんなに長時間は勉強できていないと思います。
それ以外の時間はずっとタブレットでゲームをしながらテレビを見ています。
休みの日は遅くまで寝ていて、起きたらまたタブレット&テレビ。
そして受験生らしからぬ行動もちょこちょこ…
【今日の中3娘ちゃん】
やっと起床
今から自転車でお出かけとの事
フリーダム。。。— ゆきな (@yukinurse_mama) November 10, 2019
【本日の中3娘ちゃん】
風邪ひいてて微熱あるけど、友達とカラオケ行った喉痛いのに歌えるんだ…😅
受験生だけどいいんだ…💦常識が全く通用しない人なんだよなぁ
でももう最近はそんな人だと思うことにしたよ— ゆきな (@yukinurse_mama) November 5, 2019
娘が何故か機嫌よく、食事の準備を手伝ってくれる
二人でキッチンに立つとかほとんどないから、母は楽しいけど…受験勉強はどうなった?
昨日も一日中テレビとゲームだったけど💦#ゆきな心の声— ゆきな (@yukinurse_mama) October 28, 2019
家ではこんな状態ですが、学校や塾の先生からは「とても頑張っていますよ」といつも褒められるので、これが彼女のスタイルなんだなと、最近あきらめがつきました。
もともと頭の良い子なので、家でもしっかり勉強したらもっと成績があがるだろうにもったいないな…と今まではそう考えていましたが、それは親のエゴですよね。
勉強を頑張って良い高校に入学できたとしても、それが何だっていうのでしょう。
娘はどの高校に行っても、そこから自分で道を切り開いていくのです。
もし高校に行けなかったら、その時にまた考えることにしましょ…
まとめ

お子さんが受験生なのに勉強しない理由は
- 合格判定が良いので安心している
- 受験勉強の方法が分からない
- 受験勉強のやる気が出ない
それに対する対応策は
- 油断してはいけないことを教える
- 勉強方法を塾や家庭教師に教えてもらう
- 勉強しなさいとは言わず、そっとしておく
受験前のデリケートな時期は、子供のことをあまり刺激せず、家ではリラックスできる空間を作ってあげることが大切です。
そして受験の結果がどうなろうとも、子供が自分の道を切り開いていけるように親はしっかりサポートする覚悟をもち、体制を整えておきましょう!
