私の娘は中学生の頃からスマホ・タブレット依存ぎみで、高校生になった今も現在進行中です。
家にいる時はスマホ画面はLINEが開きっぱなし、タブレットは肌身はなさずトイレにまで持ち込む始末。
幸い体調を崩したり学校生活に支障をきたすまではなく、でもギリギリのところまで来ているのではないかと私は感じています。
こんな状況の中で思い返してみると
その時は必死に子育てしていたんだけど、やはり後悔ばかりが頭をよぎります。
そこで今回は
- これからスマホやタブレットを子供に使わせるが依存が心配
- すでに子供がスマホ・タブレット依存気味
そんな親御さんに向けて、スマホ・タブレット依存を回避するために親がやるべきことを3つにまとめて書きました。
私の経験が、あなたの悩みを解決する糸口になるといいなと思います。
スマホ・タブレットの使い方を親がしっかり管理

スマホやタブレットを中学生の子供に与える時は、親がしっかり管理する覚悟をもつことが大切です。
なぜなら中学生は予想よりもまだまだ幼く、考え方もまだ未熟だから。
ほとんどの親はスマホやタブレットのルールを決め、フィルタリングで制限をかけるということをしているでしょう。
だけど、それだけで安心していないですか?
もし約束が守れなかった場合は、アプリを停止したりペナルティを与えたり、最悪スマホやタブレットを取り上げたりするなど対策をする必要があります。
その対策ができていないのはとても危険です!
子供はどんどんつけ上がるので、勇気を持って制裁をくだしましょう!
逆にルールが守れていて、危険な行為が理解できているのなら、ルールの緩和もアリです。
子供の最終目標は
- 自分で自分を制御できる
- 危険を理解し、自ら回避できる
高校卒業くらいまでには自分ですべて管理できることを目指すといいのではないかと私は思います。
娘が小学6年のときに突然、ダンナが自分の使っていたタブレットを「娘ちゃんを信じる!」と言って制限かけずに渡してしまいました。
その頃娘はスマホも持っていましたが、こちらにはしっかり制限をかけていたので大丈夫でした。
でもタブレットの方にはゲームを容量いっぱいにダウンロードしてしまい、その流れでゲーム沼にハマっていってしまったのでした。。。
- あの時タブレットを渡さなければ…
- フィルタリングしっかりかけていれば…
- 私が四六時中見張っていれば…
ダンナも私も、対応が甘かったことをとても後悔しています。
関連: 【中学生のスマホ・タブレット】ルールとフィルタリングについて。我が家の失敗例も大公開!
スマホやタブレットのルールとフィルタリングについてはコチラの記事を参考に!
すでに子供が依存ぎみの場合

スマホやタブレットを子供に渡してしまっているのなら、取り返すのは難しいですよね…
取り上げようものなら激しく反発することでしょう。
中学生ともなると体も大きくなり親でも体力的に対抗することが大変だし、反抗期に入っていると親の言うことに耳をかさなくなるので厄介です。
なので、成績が落ちたタイミングでスマホやタブレットを取り返し制限をかけるのはどうでしょうか。
成績が落ちれば、子供の方も仕方がないと納得できるかもしれません。
可能であれば力づくではなく、子供の理解を得てからやりたいものです。
子供がヒマな時間を作らない

子供がスマホやタブレットを触る理由のひとつは「なんかヒマだから」です。
自分に置き換えたらわかりやすいと思います。
手持ち無沙汰になったら
- LINE来てないかな~
- SNSで面白そうなの上がってないかな~
- 時間あったらゲームでもしようかな?
とかで、スマホを触ったりはありますよね?
でも大人だったら、仕事や家事などやることはたくさんあるので、時間が来たらやめられます。
だけど子供は楽しいことから自ら離れることが難しく、優先順位をつけることも下手だからなかなかやめられずに長時間手放せなくなってしまいます。
そこで、子供が「ヒマ~!」「することな~い!」みたいな時間ができないような環境にしてみましょう。
例えば
- 一緒に食事の用意をする
- お手伝いを頼む
- 親子で一緒に読書する
- 部活に入る
ただね、中学生にもなると素直に話を聞いてくれないので、いろいろ工夫することが必要。
親の方がとても忙しかったり具合が悪かったりする時に「どうしてもお願い!」というスタンスだと、やってくれる確率があがりますよ^^
一番ありがたいのは部活ですね。
帰宅してすぐにお風呂をすすめたり、すぐにご飯を食べられる状態にしておけば、汗を流してサッパリ、お腹もいっぱいで満足感でみたされること間違いなし!
その後ちょっとスマホやタブレットでゲームするくらいなら許せますね。
部活に限らず、子供が夢中になれるものを見つけるのもおすすめです。
そんなのも楽しそうでいいですね~
親も一緒になって楽しめたら、反抗期の箸休め的な雰囲気になれそう!
私の娘はちょっと変わった子ですし、私も普段忙しくしていたので、子供のヒマな時間はありまくりでしたね。
そこで娘が高校生になったタイミングでお小遣いの金額を上げるかわりに、スマホやタブレットを触りすぎてやるべき事ができなかったり、頼んだお手伝いができていなかった時には、翌月のお小遣いから100円ずつ減額していくことにしました。
するとこの方法がしっくりきたようで、以前よりはやるべき事ができるようになりました!
ただ、スマホやタブレットの使用時間は減りませんでしたが…
そんなに長時間使用しているのに注意しないのか?!と疑問だと思われるでしょうね。
これは私がずっと前から悩んできた娘の子育てについての答えが出ていないことに原因があります。
言っても聞かない、ペナルティを与えればブチ切れる、怒っても事態は変わらない、親が見ていない夜中にやるなどもう手に負えない状態なのです。
ただ今は高校生になり、反抗期も少し落ち着き、私も今までの経験からどうすれば娘が動くのかが分かってきたので、絶妙なタイミングといい塩梅でなんとか子育て中。
スマホやタブレットの長時間使用で、今後もし学校生活や体に支障をきたしたら「病院に行って治療を受けないといけないんだよ」と強い口調で何度も言い聞かせているので、本人もボーダーラインは心得ているんじゃないのかなとは思います。

子育ての悩みについてはこちらの記事を参考に!
親がお手本になろう

子供は親のことをよく見ています。
もしあなたが、たえずスマホを触っていたりゲームにのめり込んでしまったりで、子供の話も上の空、家事も手抜き…だったら、子供に「そんなにいい加減でいいんだ~」って思われかねないです。
子供のスマホやタブレットの使い方を管理するのなら、親の使い方もスマートでなければ子供は納得できません。
せっかく便利で楽しいスマホやタブレットを使うのだから、日常生活に支障をきたさないように、メリハリつけて利用すればいいんだよ!と子供のお手本になってあげましょう。
我が家の大人はスマホやタブレットでゲームするわけでもなく、時々私はツイッター、ダンナは漫画アプリを楽しむ程度でそこまで長時間触っているわけではありません。
1日1時間程度ではないでしょうか。
でも、娘は長時間スマホとタブレットを開きっぱなしにしていますね。
しかもそれだけではなくテレビにもハマっていて、テレビを見ながらスマホのLINEを開けつつタブレットでゲームなどしています。
娘には親の姿は全く影響ないようです。
ただ息子はそんな姉を見て育ってきたので、それが当たり前だと思ってほしくない。
息子のお手本になるためにも私たち夫婦はもう少し頑張って、スマホ・タブレットの管理をスマートにしっかりやっていきます!
まとめ
- 子供が将来スマホ・タブレットを自己管理できるように、今は親が管理・指導・制裁をしっかりやろう
- 子供がヒマだなと感じる時間を与えず、部活や趣味の時間を大切にさせよう
- スマホやタブレットの一般的な使い方を、親がお手本として示す
私の経験をもとに、スマホ・タブレット依存を回避する方法を3つにまとめました。
中学生って意外とまだ幼くて、分かってないところも多いので、親がしっかり導いていかないといけないなと強く感じました。
「もう中学生だから!」とすべて手放さずに、でも嫌がられない距離感を保ちつつ「自己管理」という最終目標に向かって、正しくて便利なスマホ・タブレットの使い方をおしえてあげたいものですね。

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