中学生のスマホ・タブレットにまつわる問題は、親にとって頭が痛いものですよね。
我が家の娘の場合、スマホの利用はしっかり管理できていたのですが、タブレットの方は制限をかけていなかったので娘も約束を守らず、ズルズルと長時間やめられない「依存」のような状態になっています。
だから、みなさんの子供さんには娘のようになってもらいたくないので、この記事をかきました。
中学生にスマホやタブレットを使わせるときは、必ず使う前にルール決めを行うこと。
そしてフィルタリングもしっかりかけて、使用を制限することが必要です。
そして、その後も重要!!
今日は中学生にスマホやタブレットを持たせるときのルールとフィルタリングについて、そして我が家の失敗例をご紹介しますので、親子でスマホやタブレットのルールを決める時の参考にしていただけたら嬉しく思います。
我が家のスマホ・タブレットルール
娘には小学校6年生の時に初めてスマホを持たせました。

中学生になったので、小学生の時に決めたルールより少し緩和して以下のようにしました。
- スマホを使っていいのは、学校から帰ってきて~夜23時まで
- 勉強や食事の時には使用しない
- スマホの置き場所はリビング
- インターネット、LINE、YouTube、ゲームアプリ使用不可 ※成績が上がったらLINE解禁予定
- 電話やメールは自由にできる
スマホ利用は結構きびしめですが、リビングに置いてあるタブレットは自由に使っていいことにしていて、インターネットもYoutubeもゲームもできるので自由度は高いと思います。
小学生も中学生も、最近の子は分からないことはネットで調べることが多いので、インターネットはやはり必要なのかなと思います。
中学生もスマホ・タブレットのフィルタリングが必要

フィルタリングとはインターネット上のトラブルから子供たちを守るためのもので、以下のことが設定できます。
- 有害なWebサイトをブロック
- アプリのインストールを制限
- 位置情報の確認
- 利用時間の制限
子供の自由にさせていたら、危険なサイトや卑猥なサイトを見てしまったり、ウイルス感染したアプリをダウンロードしてしまったりするかもしれないので、それを防ぎましょう。
また子供の所在が分からなくなった時のために位置情報の確認ができると安心です。
そしてスマホやタブレットはとても楽しいので依存症の心配もあります。
利用時間の制限ができると助かりますね。
フィルタリングは必須
現在は「青少年インターネット環境整備法」という法律により、18歳未満の子供がスマホを購入するときはフィルタリングを設定するように義務付けられています。
実は中学校の方でも、スマホやインターネットについての特別授業があっていて、トラブルや事件に巻き込まれる可能性があることや、してはいけないことなどが教えられているようで、子供たち自身もある程度の知識は持っているんです。
あんしんフィルターは優秀!
docomo、au、SoftBankの3社のフィルタリングは「あんしんフィルター」として統一されて簡単で使いやすくなりました。
フィルタリングのレベルは4段階で
小学生 < 中学生 < 高校生 < 高校生プラス
と、右に行くほどフィルタリングレベルが緩和されていく仕組みです。
こちらのページにauのフィルタリングの詳細が掲載されています。
ちなみに他の2社は以下をクリックしてみてください。

これは娘のスマホのauあんしんフィルター管理ページなんですが、こんなに詳細に分かっちゃうんですよ!
フィルターレベルが「中学生」の場合LINEは許可されない

中学生が何をやりたいかと言えば、やっぱり一番はLINEなんですよ。
でもフィルターレベルを「中学生」で設定してしまうとLINEが使えなくなってしまいます。
私個人としては、中学生にしっかり使い方を理解させたうえでのLINEは許可してもいいのでは?と思うんですよね。
その理由は、部活の連絡に必要だなと痛感したからです。
練習日や時間、場所の連絡にはLINEがとても便利。
もちろんスマホを持っていない親御さんも子供さんもいるので、メール対応もしていますが、私だったらちょっと不便に思うかな。
それに、今までは親のスマホにLINEで連絡が来ていたけど、もう中学生だしからそろそろ自分で管理させることも必要だなと感じはじめています。
フィルタリングは、設定している場合でもスマホの機種によっては個別に利用を許可することもできるので、子供に合わせて設定解除などを考えてみてくださいね。
関連:「子供のLINE(ライン)は見てもいいのか悪いのか?親が必要だと判断した時には見てもいい!」
中学生にはフィルタリング機能つき【トーンモバイル】がおすすめ!
娘はauのキッズスマホ「ミライエフォルテ」を使っていましたが、現在はもう販売されていません。
そこで同じように機能が充実していて、中学生にぴったりなスマホはないかと探していたら、ありました!!
それがトーンモバイルです。
3つの特徴は
- 月額利用料1,000円~で安い!
- ネット・アプリ・使用時間が制限できるので中学生でも安心
- 利用状況は円グラフで簡単チェック
中学生が使っても安心なうえに、親が管理するのも簡単!
しかも月額1,000円(+オプション)~の料金で利用できるのでお財布にも優しいんです。
【失敗例その1】タブレットを自由に使わせたのは間違いだった

中学生になってスマホルールを親子で改定したまでは良かったのですが、その後が悪かった…
娘はスマホのルールが厳しかったので、自由に使っていいタブレットの方をどんどん使うようになったのです。
タブレットにもルールを設けていました。
- 自分の部屋には持っていかずにリビングで使うこと
- 勝手にアプリなどをダウンロードしないこと
- 使えるのは23時まで
でもこのルールをきちんと守っているかどうかを親がチェックしきれませんでした。
私は仕事も家事もあるし、空き時間は部屋にこもって作業しているので、中学生の子供の行動を四六時中見張っているわけにはいきません。
そのうち勝手にゲームをダウンロードするわ、部屋に持っていって深夜までYouTubeするわで、親の方も子供を制御できなくなってしまいました。
じゃ今からフィルタリングすればいいじゃないの!っていう話ですが、今までできていたことができなくなるなんて、親子のバトルが勃発しそうで…
どうしたもんかと思っていたところ、タブレットが故障してくれたので、その後我が家には平和が訪れたのでした^^
【失敗例その2】スマイルゼミ解約後のタブレットをフィルタリングせず渡してしまった

中学生の娘がスマイルゼミ を使っていたことは以前の記事に書きました。
関連:「塾代を節約する方法。塾とスマイルゼミ中学コースの料金を徹底比較しました!」
スマイルゼミで使っていたタブレットは解約後もふつうのAndroidと同じように使えるので、娘に渡してあったのですが、私は忙しさにかまけて、そのAndroidタブレットにフィルターをかけるの忘れていたのです。
タブレットはルールを決める前に完全に娘の所有物になってしまい、学校から帰ってから深夜まで、時にはトイレに行く時まで手放さなくなっていました。
しかも、「成績があがったら解禁してあげる」と約束していたLINEを、自分で勝手にダウンロードして使っていたのです!
そして私が勝手にタブレットの中身を見ないようにロックもかけるという念の入れよう…
慌ててLINEのルールを決め、娘に署名させました( *`ω´)

【ラインをするにあたっての約束】
- パスワードはもしもの時のために教えてください(〇〇〇〇)
- ラインは7時〜23時
- 食事中はさわらない
- 勉強中はさわらない(違う部屋に置く)
- 人の悪口は言わない
- 知らない人とはつながらない
- 自分(家族も)のプロフィールや変な写真は送らない
- 成績が下がったら没収
- ゲーム課金しない
署名
このまま放置していたら、どんどんエスカレートしていきそうで怖いし、娘は今年受験生なので、夜中まで遊べないように、せめて利用時間の管理だけはしっかりしておこうと思いました。
子供が使うandroid端末の利用時間を制限するには「Googleファミリーリンク」というアプリが最強です。
Googleファミリーリンクでできることは以下の5つ。
さっそくダウンロードしようとしましたが、タブレットの容量が足りませんでした。。。
またもや対応が遅れてしまい面目ありません…
娘も悪いけど、それを制御しきれていない私も悪い…
こればっかりはどうしようもないので、タブレットの利用時間だけはしっかり守るように、できる限り監視していこうと思います。
Googleファミリーリンクはとても優秀なアプリなので、容量さえあれば使ってみることをおすすめします。

まとめ
中学生がスマホ・タブレットを使うなら
- 親子で話し合ってルールを決めよう
- 子供がルールを守るように、親もしっかり管理する
- 中学生ならフィルタリングが必要
スマホだけでなく、タブレットにもしっかり制限をかけることを忘れないでください。
そして私のように、フィルタリングする前にタブレットを子供に渡してしまうみたいな失敗はおこさないように、ぜひ前もって準備をしておくことをお伝えしたい!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

中学生の子供への向き合い方をまとめました。