みなさんは浴衣を自分で着れて、帯を結べたらいいなって思ったことはありませんか?
思い出してみると自分が子供の頃、母が浴衣を着せてくれていたけど、母自身は自分で着て帯も結んでいました。
だから私にも出来るんじゃないかなと思い、YouTubeを見ながら3回くらい練習したら、自分で浴衣を着れるように!
特に帯の結び方は形によってたくさんの種類があるので、自分でやるにはかなり難しいのでは?と心配しましたが、実はそうでもなかったですよ^^
私が浴衣の帯を自分で結ぶようになったきっかけは、子供会行事で浴衣を着なければならなかったからで、最初は必要に迫られて仕方なくという感じでしたが…
今では自分の好きな時に浴衣を着て帯も結べるので、オシャレの幅が広がったし、とても華やかなので人目を惹くこともできて、ちょっぴり嬉しいです。
浴衣を着た女性は色っぽく見えるらしいので、女をあげて旦那さんを「おっ!」と思わせちゃいましょう!
帯さえ結べれば、浴衣を着るのは簡単なので、チャレンジしてみませんか?
今回は浴衣の帯の結び方を動画でご紹介します。
浴衣の帯の結び方「リボン結び」
早速ですが、浴衣の帯の結び方を動画でご覧ください!
帯は一般的な結び方「リボン結び」です。
やや自己流にアレンジしているので、着付けをきちんと勉強されている人には見苦しいかもしれませんが、普段着る分には支障ないと思います。
それでは次に、浴衣の帯をキレイに結ぶためのポイントを教えますね。
浴衣の帯を美しく結ぶための6つのポイント
①自分の腕の長さくらいの位置から巻きはじめる
腕の長さくらいの位置を約90度に折ってクリップでとめます。
長すぎると、帯を結んだあとに帯の端っこの処理が大変になってしまうので。
②帯を巻く方向はどちらでもOK
帯を巻く方向は諸説ありますが、左から右に流れる時計回りを関西式、右から左に流れる反時計回りを関東式とも言うそうです。
でも、自分のやりやすい方向から巻けばいいんですよ。
③帯は至るところでギュッと締める
帯はしっかり締めておかないと時間が経つと緩んできてしまうので、1回巻いてギュッ!2回目でもギュッ!
帯を結ぶときもギュッ!と締めてくださいね~
私は以前浴衣を着たまま飲み会に出て、途中で気分が悪くなり倒れる寸前で、しばらくトイレの中にしゃがみこんでいた経験があります…
あ、でもこれって帯を締めすぎていたというより、締めた状態でお酒を飲んだからかなとは思いますが(^-^;;
④結んだ帯の両端は縦向きにする
上にきた帯の端は自分の肩にかけておくと結びやすいです。
⑤帯は表側が短くなるように折る
表面側にくる帯の部分が短い方がグラデーションが出てキレイに見えますので、上手に調節してくださいね。
⑥リボンを作る時も美しく折る
リボンが可愛くできあがるように、帯の真ん中を丁寧にじゃばら折りして美しく結びます。
形を整え、リボンの部分を背中に回したらできあがりです。
上の画像はちょっと結び目の帯がずれていますね…
では次に、浴衣の帯を結ぶのに便利なグッズを紹介しますね。
浴衣の帯をキレイに仕上げる便利グッズ
伊達締め
衿やおはしょりを崩さないために、帯を巻く前に巻きます。
動画では帯板の下に巻いていました。
▲私が持っているのはマジックテープ式のもので、とても使いやすいです。
帯板
通常帯板は帯を結んだあと入れるのですが、私が持っているのは体の後ろに回すゴム付きタイプで帯を結んだあとは入れづらいので、動画では帯を結ぶ前につけておきました。
コーリンベルトは必須
コーリンベルト(着物ベルト)は帯を結ぶために使うものではないんですが、これを付けていると着崩れしにくいので絶対おすすめです!
だいたい着付けセットの中には常備されてあります。
▲衿の下の部分を動かないようにとめるイメージ
浴衣の帯を自分で結べるメリット
帯を自分で結べるとメリットばかり!
デメリットは見当たりません。
帯の締め具合を調節できる
人に帯を締めてもらうと、思った以上に締め上げられて気分が悪くなることがあります。
私は以前先輩の結婚式で振袖を着たことがあるのですが、帯が苦しすぎてひどい目に合ってから和服嫌いになってしまい、自分の結婚式でも和装できなかった経験が…。
でも自分で帯を締めると、締め具合を自分の良いように調節できるので、そこが一番のメリットだと思います。
浴衣や帯が着崩れても自分でなおせる
浴衣の着方や帯の結び方を知らないと、着崩れた時にどうすることもできません!
でも分かっていると、自分でなおせますね。
着付けを人に頼まなくてすむ
自分で浴衣が着れなかったり、帯が結べなかったりすると人に頼まなければなりません。
私も以前は母に着せてもらっていたのですが、いつまでも頼むわけにはいかないし、頼みたい時に母の手が空いているとは限りません。
もう40代にもなるし自分のことは自分でやらないと(笑)
それに自分の家と母の家を行ったり来たりするのも大変!
美容院に着付けを頼む方法もありますが、お着物の着付けならまだしも、浴衣の着付けで行くのはお金がもったいない気がします…。
自分で着れたら、着付け代(約2,000~3,500円)が浮きますよ~!
自分の好きな帯の結び方を楽しめる
帯の結び方には本当に色々な種類があります。
You Tubeを見ていると、たくさんアップされているので
「次はこれに挑戦してみよう~」
と楽しくなってきますよ!
作り帯との違い
作り帯は、帯を体に巻き付けて紐で固定し、結んであるリボンの部分を背中に取り付けて、こちらも紐で固定するという方法なので、簡単にできてとても可愛いです!
でも、帯を体にしっかり巻いて締めていないのでどうしても緩んできてしまうし、リボンの部分が体の動きで浮いてしまって不自然な時もあり、見た目がイマイチ…。
個人的には普通の帯の方が好きですし、大人の女性なら作り帯じゃない方がカッコイイかなと思います!
おわりに
浴衣の帯を自分で結ぶのは難しそうにみえるかもしれませんが、数回練習すれば案外簡単にできますので、大人の女性を目指して挑戦してみてはいかがでしょうか?
私は今年も浴衣で盆踊り大会に参加してきます!!
それでは、また(^-^)
夏の定番会話。「浴衣着たいけど帯よう結ばんし・・」から一歩前進できそうです
(*^^*)
きょんぴーさん
コメントありがとうございました!
ぜひぜひ挑戦してみてくださいね~
絶対できますよ(*^^*)